夕張メロン初競りで2玉350万円 過去2番目の高値付く

北海道夕張市の特産品「夕張メロン」の初競りが5月25日、札幌市中央卸売市場であり、最高で2玉350万円の高値が付いた。新型コロナウイルス禍で一時は落札額が低迷していた。今回は2019年の2玉500万円に次ぐ過去2番目の高値となった。落札したのは2022年に続き、青果物の梱包などを手掛けるホクユーパック(所在地:北海道夕張市)。

イニエスタ J1神戸退団を発表 20年天皇杯で初優勝に導く名MF

サッカーの元スペイン代表MFとして数々の実績を残し、2018年からJ1神戸でプレーしてきたアンドレアス・イニエスタ(39)が5月25日、今夏限りの退団を発表した。7月1日にホームのノエビアスタジアム神戸で行われる札幌戦を最終戦として退団する。シーズン終了まで神戸との契約を残しているが、今季はここまで途中出場3試合に留まっていた。
イニエスタは2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では母国、スペイン初優勝の立役者となったほか、日本に活躍の舞台を移してからは2020年天皇杯で、キャプテンとして神戸を優勝に導き、クラブに初のタイトルをもたらした。

ソニーG 熊本で半導体工場用地取得 画像センサー拡大強化

ソニーグループは5月25日、熊本県で画像センサーの新工場を建設する方針を正式に明らかにした。取得するのは熊本県合志市内の約27万㎡で、既存の主力拠点並みの用地を確保する。ソニーグループの画像センサーは世界シェアで首位。
新工場用地は、熊本菊陽町にある既存の熊本工場のほか、日本政府が支援する台湾積体電路製造(TSMC)が建設中の新工場にも近い。

「ジャパンモビリティショー」に変更 今秋4年ぶりに開催

日本自動車工業会は5月24日、「東京モーターショー」を今回から「ジャパンモビリティショー」に変更し、4年ぶりに今秋開催する、その概要を発表した。今回の最大の特徴は、モーターショーでは表現しきれない、”モビリティ”とうたうことで、幅広く異業種との連携によって新たな車づくりを進めようと100社以上のスタートアップ企業の参加を目指している点。開催は10月26日からの11日間。メイン会場は東京都江東区の東京ビッグサイト。スタートアップ企業が投資家にアピールしたいビジネスプランやPR用スペース、空を移動する未来のモビリティを体感できるスペースなどを設ける。

3社が次世代バイオディーゼル燃料使用し西鉄バスを実証運行

スターフライヤー(本社:福岡県北九州市)、西日本鉄道(本社:福岡市、以下、西鉄)、ユーグレナ(本社:東京都港区)の3社は5月24日、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用した西鉄バスの実証運行を、6月から行うと発表した。実証期間は6月1日から11月30日まで。
3社は西鉄が運行する路線バスの燃料に、ユーグレナ社の「サステオ」を試験的に導入し、スターフライヤーの運航する福岡空港へ乗り入れる路線で実証運行する。
サステオは持続可能性に優れたバイオマス原料を使用した燃料で、既存のディーゼルエンジンに加工処理などを行わずに、そのまま使用できることが特徴。原料である植物や藻類が成長過程で光合成する際のCO2を吸収するため、燃料を使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。

国連 ミャンマー「被災者160万人が要支援」大型サイクロン直撃で

国連人道問題調整事務所(OCHA)は5月23日、ミャンマー西部ラカイン州を直撃した大型サイクロンにより、「160万人の被災者が支援を必要としている」と国際社会に援助を求める声明を出した。ただ、全権を掌握する国軍当局との間の人道支援活動を実施する許可を得る交渉は遅れており、本格的な活動には入れていない。