東大 降り注ぐ微粒子で太陽系外生命体の痕跡を探査

東京大学の研究グループは3月22日、太陽系の外から降り注ぐ1ミクロンサイズの微粒子を捕らえることで、太陽系外の生命の痕跡を探すという探査法を公表した。
銀河系の中の多数の恒星に付随する地球型惑星から年間」10万個の微粒子が地球に降り注いでいると考えられるという。この中には太陽系外の生命の痕跡が刻まれた粒子が、日々我々の頭上から近くの地面に落ちてきているかもしれない。もし、これらの粒子を集めることができれば、銀河系の中に生命を宿す星がどれだけあるのか?という問いに迫ることができるとしている。

ANA 羽田ー北京・上海線を4月に3年ぶり運航再開

全日本空輸(ANA)は3月23日、4月に羽田ー北京線と羽田ー上海(浦東・虹橋)線の運航を約3年ぶりに再開すると発表した。北京線は4月1日から週5往復で再開し、同月10日から毎日運航(週7往復)する。上海線は2路線とも4月1日から毎日運航する。

関学大と豊田通 SiCパワー半導体ウエハー開発会社

関西学院大学と豊田通商は3月22日、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体ウエハーに関する研究開発会社QureDA Research(キュレダリサーチ)を設立したと発表した。新会社はSiCウエハーの高品質化、生産性向上、大口径化(8インチ)に向けた研究開発を行う。
キュレダりサーチ(所在地:兵庫県三田市)の資本金は4億5,000万円で、関西学院と豊田通商が折半出資する。

ウィラー マレーシアでもAIオンデマンド『mobi』

WILLER(本社:大阪市)は3月22日、在シンガポール子会社WILLERS PTE.LTD.(本社:シンガポール)が、マレーシアの大手交通事業者のNadicorp Holdings Sdn.Bhd.(本社:マレーシア)と提携し、ALオンデマンドの交通サービス『mobi』をマレーシア・クアラルンプール首都圏で3月21日より開始したと発表した。
mobiはアプリで簡単に呼べ、5〜6kmの生活圏内を自由に移動することができる。エリア内の人がサブスクリプションで購入し、相乗りで利用する、エリア内の共有交通。
ASEANでは、これまでシンガポール、ベトナムでサービス提供しており、シンガポールでは約4,500人が会員登録している。

関空 23年夏期国際定期便 19年同期比55%まで回復

関西3空港(関西・大阪・神戸)を運営する関西エアポートは3月22日、関西国際空港の2023年夏期(3月下旬〜10月下旬)の運航スケジュールを発表した。中国方面を除くと旅客と貨物を合わせた国際線定期便は週869便で、新型コロナウイルス禍前の2019年同期比で55%まで回復する見込み。香港、マカオ、韓国、台湾がけん引する見通し。
国際旅客定期便も中国方面を除いて週658便と、2019年同期比で46%まで戻るとみている。

北斎 版画の代表作「神奈川沖浪裏」3億6,200万円

米国・ニューヨークで3月21日開かれたオークションで、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の版画の代表作「富嶽三十六景」のうち、富士山を背景に荒波と船を描いた「神奈川沖浪裏」が、276万ドル、日本円で3億6,200万円で落札された。オークション会社によると、事前の予想額を大きく上回り、北斎の版画としては過去最高額という。