国際通貨基金(IMF)は5月2日、アジア太平洋地域の経済見通しを発表した。この中で2023年は中国とインド両国が、世界の経済成長の約50%を担うとの分析を明らかにした。米FRBの高インフレを抑制するための相次ぐ利上げなどにより、地銀が経営破綻するなど不透明感や連鎖を不安視する向きもある中、アジアの中国・インドの成長は底堅いとの見方を示した。
IMFは4月に公表した経済成長見通しで、2023年のアジア太平洋の成長予測を4.6%とし、2022年10月時点から0.3ポイント引き上げている。
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